奥大和プラネットオフィスプロジェクト

五條市

概要

五條市は県中央南西部に位置する南和の中心都市で、西は和歌山県と大阪府に接しています。古くから5つの街道が集まる交通の要衝として繁栄しました。市内には奈良時代の寺院、城下町の情緒が残る町並み、南朝ゆかりの地などの歴史遺産が残ります。また日本一の柿の産地でもあり、丘陵を覆い尽くす2万本の「賀名生梅林」も有名です。
五條新町の町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。市域は南北に長く広範囲に渡ります。北部の駅前に中心街があり、住宅地、工業団地と丘陵に囲まれた田園地帯、南部の山間の果樹栽培地、森林に囲まれた山岳地帯などがあります。

魅力

農業・畜産業

農業においては、米、果樹、野菜、畜産、花き・花木類などの生産が盛んです。「国営総合農地開発事業」によって柿の一大産地を形成。既設樹園地を含めると、市としては全国一の生産高を誇ります。また、畜産業については奈良県下でトップクラスの飼養頭羽数を数えます。

製造業

住川町の東部に工業団地「テクノパーク・なら」があります。第三次全国総合開発計画に基づく「南和モデル定住圏計画」の中核事業として、雇用の創出、地場産業の振興を図ることを目的に作られました。現在も、機械・金属、製薬、食品、木材、製紙など、30を超える企業の工場が広大な土地に広がっています。

五條市起業家支援施設「大野屋」は、個人、グループ又は法人による創業及び企業の新たな分野への進出等を支援し、地域経済の活性化のために設置されました。民家として実際に使用されていた建物を改修整備して完成したこの施設は、江戸時代の風情を今に伝えています。施設内は、食堂・カフェ・展示の3つスペースに分かれており新町の街並みを感じながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。

誘致テーマ
本市は、五街道が交わる交通の要衝として栄え、南部地域の中心都市として発展してきました。
今後、広域拠点としての歴史や地理的優位性を活かすために、交通環境の充実やそれを活かして市内外の方の交流を創出することが求められます。
課題
本市の合計特殊出生率は、全国や奈良県の値を大きく下回っており、若い世代の流出傾向と相まって、人口減少が急速に進んでいます。特に、結婚・出産・子育て期にあたる 30歳代の女性の流出傾向は男性に比べて顕著にみられます。
多彩な自然に恵まれ、また、世界遺産に登録された「大峯奥駈道」をはじめ、貴重な歴史的資源や受け継がれてきた伝統・文化、柿など豊かな農産物などの地域資源を数多く有しています。
求める企業
これらの地域資源を未来へと守り、伝えながら、既存の産業の振興や新たな産業の振興につなげることが求められます。

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